アレクサンドルコルネイチューク(その他表記)Aleksandr Evdokimovich Korneichuk

20世紀西洋人名事典 の解説

アレクサンドル コルネイチューク
Aleksandr Evdokimovich Korneichuk


1905.5 - 1972.5.14
ソ連劇作家,政治家。
元・ウクライナ共和国最高会議議長。
ウクライナ出身。
14歳から鉄道で働き、後にキエフ教育大学を卒業。1925年に短編作家としてデビューし、戯曲艦隊滅亡」(’33年)で認められ、以後、劇作に専念した。方法的には、社会主義リアリズムを基調にしているが、図式に陥ることなく、古典文学の伝統、ウクライナの豊かな地方色、民話形象民衆ユーモアが巧みに生かされている。その他の著書に「プラトン・クレチェル」(’34年)等がある。’38年ウクライナ作家同盟議長、’59年ウクライナ共和国最高会議議長を務める。’43年ソ連邦科学アカデミー会員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android