アワセグモ(その他表記)Selenops bursarius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アワセグモ」の意味・わかりやすい解説

アワセグモ
Selenops bursarius

クモ綱クモ目アワセグモ科。体長 12mmほど。体は目立たない褐色,そのうえ扁平で,長い歩脚を常に横に伸ばしているので,樹幹に止っていると見つけにくい。すばやい横歩きをする。徘徊性で,森林大木の幹の上でみられる。本州四国九州ほか韓国台湾にも分布する。なおアワセグモ科 Selenopidaeの日本産種は1属1種のみである。 (→クモ類 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アワセグモ」の意味・わかりやすい解説

アワセグモ
あわせぐも / 袷蜘蛛
[学] Selenops bursarius

節足動物門クモ形綱真正クモ目アワセグモ科に属するクモ。体長1センチメートル前後。体は褐色で扁平(へんぺい)。近縁種でもっとも扁平なヒトエグモ単衣蜘蛛)よりは少し厚いのでアワセグモという名がついた。山地に多く、樹幹上を徘徊(はいかい)し人家に入り込むことがある。歩脚が横に広がり横にも歩くことができる。8眼が2列に並ぶが、後列中眼前列側眼より外側前方に出ているので第1列は6眼にみえる。

[八木沼健夫]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む