アンテーラミ(読み)あんてーらみ(その他表記)Benedetto Antelami

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンテーラミ」の意味・わかりやすい解説

アンテーラミ
あんてーらみ
Benedetto Antelami
(1150ころ―1230ころ)

イタリアの彫刻家、建築家。おもに北イタリアのパルマを舞台に活躍し、フランスのとくにプロバンス地方のロマネスク美術に影響されたらしいという以外は、彼の生涯については、ほとんど知られていない。1178年ごろにパルマ大聖堂の造営工事に参画して内陣の装飾を担当したが、彼が手がけた作品のうち『キリスト十字架降下』を表す大理石浮彫りおよび司教座が現存する。その後1196年から洗礼堂の建立とその内外部の彫刻による装飾に従事したが、これらの作品はアンテーラミ芸術の頂点をなすものであり、建築と彫刻が調和のある統一をみせている。フィデンツァ大聖堂正面の設計にも関与した。

[濱谷勝也]

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百科事典マイペディア 「アンテーラミ」の意味・わかりやすい解説

アンテーラミ

イタリア,ロマネスクの重要な彫刻家の一人で,1178年―1200年におもにパルマで活躍。作品は多岐にわたるが,パルマの大聖堂内の浮き彫り《十字架降下》(1178年)や洗礼堂の彫刻群(1196年)が代表作。

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