20世紀西洋人名事典 「アントニオピッツート」の解説
アントニオ ピッツート
Antonio Pizzuto
1893 - 1976
イタリアの小説家。
イタリアの小説変革の旗手の一人。内務省高官を退職し、作家活動に入った。作品は旧来の小説の殻を打破しようとする明確な意図のもと、前衛的な手法で作品に対する読者参加を呼びかけた。主な作品に「ロジーナ嬢」(1959年)、「人形修理」(’60年)、「ラベンナ」(’62年)、「自転車」(’66年)、「成績表Ⅰ」(’73年)等。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報