アール・ケー・ビー毎日放送(読み)あーるけーびーまいにちほうそう

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

アール・ケー・ビー毎日放送
あーるけーびーまいにちほうそう

九州地区でもっとも歴史の古いラジオ、テレビ兼営の民間放送局。略称RKB。1951年(昭和26)12月、毎日新聞社と福岡地区財界が主体となって「ラジオ九州」として開局、1958年3月にテレビ放送を開始し、8月、西部毎日テレビと合併して現社名となる。テレビは東京放送系のJNNの基幹局として制作を分担。とくにドキュメンタリー分野では、北九州地区の局としての地域特性をいかした秀作を多数制作し、芸術祭賞、日本民間放送連盟賞、放送批評懇談会のギャラクシー賞など各種番組コンクール受賞に輝いている。ラジオは東京放送系のJRN加盟。資本金5億6000万円(1998)。

[伊豫田康弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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