精選版 日本国語大辞典 「いっとう」の意味・読み・例文・類語 いっとういったう 〘 副詞 〙 ( 「いたく」の音便「いたう」の変化した語 ) 否定の語を伴って用いる。全く(…でない)。それほどはなはだしく(…ではない)。一向。[初出の実例]「いったう食(くはれ)さうもない者也」(出典:杜詩続翠抄(1439頃)一一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「いっとう」の読み・字形・画数・意味 【湯】いつとう(たう) 水がおどりこぼれる。〔荘子、天地〕木を鑿(き)りてを爲(つく)り、後重輕、水を挈(ひ)くこと抽(ぬ)くが(ごと)く、數(はや)きこと湯の如し。其の名を(かう)と爲す。字通「」の項目を見る。 【逸】いつとう(たう) 酒色にふける。遊びほける。〔列子、楊朱〕~耳目のしむを恣(ほしいまま)にし、~煕煕然として以て死に至る。此れ天民のなるなり。字通「逸」の項目を見る。 【】いつとう 放。字通「」の項目を見る。 【軼】いつとう 佚。字通「軼」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報