イロパンゴ湖(読み)イロパンゴコ(その他表記)Lago de Ilopango

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イロパンゴ湖」の意味・わかりやすい解説

イロパンゴ湖
イロパンゴこ
Lago de Ilopango

エルサルバドル中部にある湖。首都サンサルバドルの東約 10kmの高原に位置し,湖面標高 442m。面積約 100km2。古い火山の火口原にできた内陸湖であるが,1880年水位が上昇したため東岸から湖水が流れ出てヒボア川を形成。その結果同川による排水で水位が低下,湖中に高さ約 45mの火山島出現。 1928年排水が停止し,再び水位が上昇して湖岸の家などが破壊された。現在大衆的な観光地となっており,首都その他からの行楽客が多い。近くに国際空港がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android