ウェルニッケ野(読み)ウェルニッケヤ

デジタル大辞泉 「ウェルニッケ野」の意味・読み・例文・類語

ウェルニッケ‐や【ウェルニッケ野】

Wernicke's area》人の脳の領域一部新皮質の左側頭葉に位置する。聴覚性言語中枢があり、音声言語を理解する役割をもつ。この領域を損傷すると発話は流暢だが言い間違いが多く、他人が発する言葉を理解できない感覚性失語症症状を示す。名称は、ドイツの神経科学者カール=ウェルニッケにちなむ。→ブローカ野

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む