デジタル大辞泉 「ウェーコー」の意味・読み・例文・類語 ウェーコー(Waco) 米国テキサス州中央部の都市。1881年に鉄道が通じ、農業地帯の中心地として発展。かつて空軍基地が置かれ、航空機部品・タイヤ・ガラスなどの各種工業が盛んになった。1993年にカルト教団の銃撃戦および大規模な爆発火災事件が発生した。ウェーコ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウェーコー」の意味・わかりやすい解説 ウェーコーうぇーこーWaco アメリカ合衆国、テキサス州中部の商工都市。人口11万3726(2000)。周辺の農業(綿花、穀物)地域に対する商業中心地。タイヤ、ガラス、紙製品、航空機部品、モービルホーム(自動車用牽引(けんいん)住宅)、家具製造業がある。1849年に町が建設されるまではウェーコー・インディアンの村落であった。南北戦争のころまでに周辺の土地が開発され、綿花プランテーションとウシの放牧場が増加するにつれて町が発展した。[菅野峰明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例