ウラディミールナボコフ(その他表記)Vladimir Nabokov

20世紀西洋人名事典 「ウラディミールナボコフ」の解説

ウラディミール ナボコフ
Vladimir Nabokov


1899.4.23 - 1972.7.2
米国の小説家,詩人
ペテルブルグ生まれ。
別名筆名ウラジーミル・シーリン〈Vladimir Sirin(ウラジーミル・シーリン)〉。
ロシア革命で追われて、ヨーロッパに亡命。ウラジミル・シーリンの筆名で作品を発表し、1940年米国に移住し、’45年帰化。大学講師のかたわら、英語の著述に専念し、パリで発禁になった長編小説「ロリータ」がベストセラーとなり、国際的作家として名声を得る。作風ノスタルジアと幻想に満ち、ロシア語の作品にも定評があり、「キング、クィーンそしてジャック」(’28年)、「賜物」(’38年)、「アーダ」(’69年)などの他翻訳、自伝など幅広い作品がある。また、蝶の収集家としても有名で、鱗翅学の権威である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む