20世紀西洋人名事典 「ウルフビーアマン」の解説
ウルフ ビーアマン
Wolf Biermann
1936 -
ドイツの詩人。
ハンブルク生まれ。
フンボルト大学で学び、1953年に社会主義体制を選び、西ドイツから東ドイツへ移住し、自作の歌とバラードに自ら作曲しギターを弾き語った。主に政治的時事詩を作り、真正の共産主義を目指して東ドイツの矛盾、欠点などを鋭く追求した。’76年に市民権を剥奪され以後西ドイツに在住した。詩集「針金の竪琴」(’65年)、「マルクスとエンゲルスの口で」(’68年)、戯曲「ドラ・ドラ」(’70年)などの作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報