ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
ウルリーカ・エレオノーラ
Ulrika Eleonora
[没]1741.11.24. ストックホルム
スウェーデン女王 (在位 1719~20) 。兄カルル 12世が直系の嗣子なく没したあと,世襲制君主であると布告したが,議会から王冠を受ける選挙制君主であることを承認して,即位。しかし夫との共同統治を望んでいたことをうまく利用され,すぐに夫のヘッセン=カッセル公フリードリヒ (→フレデリック1世) に譲位した。その治世から「自由の時代」が始り,議会主権になった。
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