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…古典派の時代に入ると,メヌエットは実際に踊られるだけではなく,純器楽曲として交響曲や弦楽四重奏曲やソナタの中に挿入され,重視されるようになったが,他の宮廷舞曲は急速に衰微していった。18世紀末,ウィーンを中心にワルツ,ワルツより遅いレントラーや2拍子系で比較的速いエコセーズが流行する。なかでもワルツが一世を風靡し,以来J.シュトラウス父子の時代まで全盛を誇るが,ワルツは庶民の間まで深く浸透していた。…
※「エコセーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」