エドガールモラン(英語表記)Edgar Morin

現代外国人名録2016 「エドガールモラン」の解説

エドガール モラン
Edgar Morin

職業・肩書
社会学者,思想家 フランス国立科学研究センター(CNRS)名誉研究部長

国籍
フランス

生年月日
1921年7月8日

出生地
パリ

学歴
パリ大学(歴史学・地理学法学)卒

受賞
ヨーロッパ・エッセー賞(スイス・シャルル・ヴェイヨン財団)(1987年度)「ヨーロッパを考える」,国際ノニーノ賞〔2004年〕

経歴
ユダヤ系の家庭に生まれ、第二次大戦中は対独レジスタンス活動に参加。共産党に入党するが1951年除名される。’50年よりパリの国立科学研究センター(CNRS)の社会学研究員。’57〜62年「アルギュマン」誌の編集に従事、’60年代以降G.フリードマンに協力して「コミュニケーションズ」誌の編集を担当、’72年より編集長。’70〜93年CNRSの主任研究員を経て、’93年より名誉研究部長。エコールプラティーク・デ・オートゼチュード社会科学部門学際研究センター所長も務める。多元的・総合的な現代の人間・社会・文化の調査と研究に特異な成果をあげる。2002年元外交官のステファン・エセルと現代文明の普遍的な倫理を問うコレジウム・アンテルナシオナルを創設。1984年より数度来日。主な著書に、処女作ドイツ零年」(’46年)、「人間と死」、「映画、あるいは想像的人間」(’56年)、「プロデメの変貌」(’67年)、「オルレアンうわさ」(’69年)、「方法」(全5巻,’77年〜2004年)、「ヨーロッパを考える」(1987年)、「祖国地球」(’93年)、「E.モラン自伝―わが雑食的知の冒険」(’94年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android