20世紀西洋人名事典 「エドモンドアロークール」の解説
エドモンド アロークール
Edmond Haraucourt
1856 - 1941
フランスの詩人,劇作家,小説家。
高踏派に属する詩人であるが、詩風は感慨を叙するロマン的な趣である。詩の代表作として、アカデミー賞を受けた「ヴァイキングの輩」(1890年)、「世界の希望」(1899年)、「19世紀」(1900年)の三部作がある。また詩劇も書き「エリザベス」(1894年)は、ルネサンス座やコメディー=フランセーズの脚光を浴びた。小説は、人類学的幻想に基づく「原人ダアア」(’14年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報