エドワード・C.ブラード(英語表記)Edward Crisp Bullard

20世紀西洋人名事典 の解説

エドワード・C. ブラード
Edward Crisp Bullard


1907.9.21 - 1980.4.3
英国地球物理学者。
元・ケンブリッジ大学教授,元・カリフォルニア大学教授。
ノリッジ生まれ。
1929年ケンブリッジ大学卒業後、’32年理学博士取得。カナダのトロント大学教授、英国国立物理学研究所所長を経て’57〜73年ケンブリッジ大学の地球物理学教授、カリフォルニア大学教授を歴任。地球物理学の実験および理論的研究の広範な分野で先駆的業績をあげ、特に地磁気の原因となるダイナモ理論(’48〜55年)で、均質ダイナモのブラードゲルマンのモデルを提唱。他に海底地殻熱流測定法の開発(’54年)、大陸移動論(’65年)等が著名で、王立協会やアメリカ科学アカデミーの会員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android