エビアンレバン(読み)えびあんればん(英語表記)Évian-les-Bains

デジタル大辞泉 「エビアンレバン」の意味・読み・例文・類語

エビアン‐レ‐バン(Évian-les-Bains)

エビアン

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改訂新版 世界大百科事典 「エビアンレバン」の意味・わかりやすい解説

エビアン・レ・バン
Évian-les-Bains

フランス南東部,レマン湖の南岸に位置する保養鉱泉の町。人口6100(1982)。バン浴場を意味する。その良質な水を利用して月に3000万本以上のミネラル・ウォーターを産出する。エビアン水効能が知られ始めたのは18世紀初頭である。1962年3月18日に発表されたアルジェリア民族解放戦線とフランスとの停戦協定はこの地で交渉が行われたことからエビアン協定と呼ばれる。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「エビアンレバン」の意味・わかりやすい解説

エビアン・レ・バン
えびあんればん
Évian-les-Bains

フランス東部、オート・サボア県の保養地。レマン湖の南岸にある水浴場。人口7273(1999)。標高374メートル。温泉地として知られ、アルカリ性の鉱泉は、腎臓(じんぞう)病、肝臓病患者の治療に利用される。1962年アルジェリア戦争終了後、フランス政府代表とアルジェリア暫定政府代表との間で、エビアン協定がこの地で締結された。かつては小さな要塞(ようさい)都市。「エビアン水」の原産地

[大嶽幸彦]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エビアンレバン」の意味・わかりやすい解説

エビアンレバン
Évian-les-Bains

フランス南東部,オートサボア県,レマン湖の南岸にある町。温泉,カジノなどが中心部を占める国際的保養地。ここのミネラルウォーターは,18世紀以来,世界中に輸出されている。 1962年にアルジェリア独立協定 (エビアン協定) が結ばれたほか,さまざまの国際会議の舞台としても有名。人口 5919 (1982) 。

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