20世紀西洋人名事典 「エミールベルナール」の解説
エミール ベルナール
Emile Bernard
1868.4.28 - 1941.4.16
フランスの画家。
リール生まれ。
後期印象派の画家。1884年パリのエコール・デ・ボーザールのコルモンのアトリエに入り、ロートレック、ゴッホらを知る。1886年追放。その後ブルターニュでゴーギャンに出合い、象徴主義的な総合主義の様式を確立したが、後半生には近代芸術を否定して古典主義的作風にたち戻った。又文筆にも手を染め、ゴーギャンと交わした書簡は資料として重要。代表作に「緑の草原の中のブルターニュの女たち」(1888年)がある。著書「セザンヌの回想」。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報