20世紀西洋人名事典 「エルザランチェスター」の解説
エルザ ランチェスター
Elsa Lanchester
1902.10.28 - 1986.12.26
英国の女優。
ロンドン生まれ。
本名Elizabeth Sullivan。
正規の教育を受けず、演劇の私塾で学ぶ。17歳で自分の劇団と劇場を持ち、J G.ウェルズらのらの支援を受けてロンドンの演劇界で若手として活躍、’27年イギリスで映画デビュー。’29年俳優のチャールス・ロートンと結婚。’35年ハリウッドで「フランケンシュタインの花嫁」の花嫁役で映画女優としても成功し、「星は輝く」(’49年)、「情婦」(’58年)でアカデミー助演女優賞にノミネート。晩年は心臓病に悩み、気管支炎で死去。他の作品に「名探偵登場」(’76年)など。また、二冊の自伝がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報