エンゼルプラン

デジタル大辞泉 「エンゼルプラン」の意味・読み・例文・類語

エンゼル‐プラン

《〈和〉angel+plan》厚生省(現厚生労働省)が平成7年(1995)に策定した「子育て支援のための総合計画」の通称。少子化傾向を食い止めるため、共働き家庭の育児を援護するなどさまざまな施策が盛り込まれている。

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百科事典マイペディア 「エンゼルプラン」の意味・わかりやすい解説

エンゼルプラン

1994年12月に文部厚生労働,建設各省は今後10年間における子育て支援のための基本的方向と施策を盛り込んだ〈今後の子育てのための施策の基本的方向について〉を明らかにし,これにともなう計画をエンゼルプランと通称している。このプランは,子どもの健全育成とともに,進む少子化傾向が将来の労働力不足や社会保障負担の増大につながることを考慮し,安心して子どもを生み育てるための施策や環境整備を図るための重点施策である。また,同時に大蔵,厚生,自治三大臣により,このプランの具体策として〈当面の緊急保育対策等を促進するための基本的な考え方(緊急保育対策5ヵ年事業)〉が合意され,1995年度から1999年度までの5年間の事業費として約6000億円が投入されることとなった。

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