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成果配分制度 せいかはいぶんせいどpayment by the results system

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

成果配分制度
せいかはいぶんせいど
payment by the results system

個別企業における生産性向上の成果を労働者に配分する制度の総称。日本の企業の場合は生産性向上により得られた成果を3つの部分に分け,(1) 次期の生産設備の拡大にそなえるための会社の利潤,(2) 業界での競争に勝ち,また消費者にサービスをするための製品価格の引下げにあてる部分,(3) 生産に直接従事した労働者の賃金,賞与にあてる部分とする,いわゆる「成果三分法」を採用している企業が多い。このほか人件費率を一定とし実際の支払賃金との差額を賃金の増額とするスキャンロン・プラン付加価値と賃金の比率を一定として,その付加価値の増減に対応して自動的に賃金を決定するラッカー・プラン国民経済の成長率に対応させて賃金の水準を上げるゼネラル・モーターズプランなどがあげられる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典 第2版の解説

せいかはいぶんせいど【成果配分制度】

企業が生産性向上の成果を労働者に分配する制度。月給・ボーナスといった通常の給与形態以外に,特別の制度として支払われるものだけに使うのが普通である。成果配分によって生産性向上への刺激となることを期待したものであり,広義には経営参加制度の一つと考えられている。この制度はフランスで生まれたといわれるが,おもにアメリカで発達した。分配する成果としては,利潤,付加価値,生産額または売上高など種々のものがあり,配分の方法も,自社の一定率以上の増加分を配分するものから,産業全体の生産性水準以上の部分を配分する方法など種々くふうされている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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