カリンバ3遺跡(読み)かりんばさんいせき

日本歴史地名大系 「カリンバ3遺跡」の解説

カリンバ3遺跡
かりんばさんいせき

[現在地名]恵庭市黄金町

開拓期に消滅したカリンバ川流域、標高二五―二六メートルの台地面と、標高二四メートルの低地面にある遺跡。平成一一年(一九九九)発掘調査が実施された。縄文時代早期・後期晩期、擦文時代、アイヌ文化期の集落墓地を中心とする遺跡で、なかでも縄文時代後期・晩期の土壙が多数検出された。縄文時代のおもな遺構は後期の竪穴住居跡五軒、後期から晩期の土壙三二〇基、焼土約二五〇ヵ所である。壙底面にベンガラをまいた後期末の土壙には、副葬品として漆製品・玉・サメ歯・石棒などが納められ、一人を埋葬した墓と数人を同時に埋葬した大型の合葬墓がある。特筆されるのは合葬墓四基から多量の装身具が検出されたことである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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