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カルタジローネ(その他表記)Caltagirone

デジタル大辞泉 「カルタジローネ」の意味・読み・例文・類語

カルタジローネ(Caltagirone)

イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の町。カターニア平野の端、標高約600メートルに位置する。古代ギリシャの時代より陶器生産が盛んで、現在もマジョリカ産地として有名。17世紀の大地震により大きな被害を受けたが、その後の復興により建てられたバロック様式の建物が多く、同島南東部の八つの町が2002年に「バル‐ディ‐ノートの後期バロック様式の町々」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

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関連語 ノート

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カルタジローネ」の意味・わかりやすい解説

カルタジローネ
Caltagirone

イタリア南西部,シチリア島南部,シチリア州カルタニッセッタ県にある町。カタニア南西約 65kmの美しい丘陵地にある。町は低地高地に分れ,17世紀につくられた階段で結ばれている。カタニアとは道路と鉄道が通じる。製陶とテラコッタがおもな工業で,農業穀物ブドウ,オリーブ,コルクガシが主要。シチリア最古の町の一つで,ギリシア,ローマ,ノルマンの遺跡がある。人口約4万。

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