20世紀西洋人名事典 「カールオルフ」の解説
カール オルフ
Carl Orff
1895.7.10 - 1982.3.29
ドイツの作曲家,教育家。
ミュンヘン大学高等音楽学校主任教授,チュービンゲン大学名誉博士。
ミュンヘン生まれ。
音楽学校卒業後は、ドイツ各地の歌劇場の指揮者を歴任し、1921年にミュンヘンに戻る。’24年にギュンターとともにギュンター学校をつくり、音楽教育にも尽力した。また、’61年にはザルツブルクに設立されたオルフ教育作品研究機関の総合監督となる。主要作品は舞台付きカンタータ全3部の第1作「カルミナ・ブラーナ」(’37年)、オペラ「賢い女」(’43年)などで、ほとんどが舞台をともない、音楽、言語、舞踏の統合を目指して、「世界劇」と自ら名付けて創作に励んだ。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報