偶蹄目ウシ科のもっとも大型の野生のウシ。ガウルともいう。インド,ミャンマー,マレーシアの標高2000mまでの丘陵や山地の森林,低地の森近くの竹林や草原にすむ。体長2.6~3.3m,肩高1.7~2.1m,体重700~1000kg。体色は成獣の雄で黒色,雌と若い雄では褐色。四肢の下半分は黄白色。雌雄ともに角をもち,背中の肩の間から中央にかけて筋肉の隆起がある。さまざまな年齢の雄と,子をつれた雌からなる8~20頭の小群をつくる。食物の極端に乏しい季節には大きな群れになる。早朝と夕方動いて,草本,木の葉,樹皮を食べ,日中の暑い間は物陰で休息と反芻(はんすう)をする。土に塩分などの無機物を含む場所を訪れ,それらをなめる。大移動は行わない。警戒心が強く,嗅覚(きゆうかく)が鋭敏である。交尾期には成熟した雄は森じゅうに響くうなり声を発して,雌に存在を誇示する。雌を巡って雄どうしが闘うこともある。雌は妊娠期間約9ヵ月の後,群れから離れた茂みに1子を生む。生まれたての子は淡黄色で,周囲の茂みの色に混じり目だたない。約20分後には走れるようになり,数日後には母子で群れに戻る。
執筆者:今泉 吉晴
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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