20世紀西洋人名事典 「ガスパールカサド」の解説
ガスパール カサド
Gaspar Cassado
1897.9.30 - 1966.12.24
スペインのチェロ奏者。
バルセロナ生まれ。
バルセロナ生まれ。9歳の時カザルスに才能を発見され弟子となる。ファリャやラヴェルに作曲を師事。第一次世界大戦後、独奏家として名声を得る。技巧派ではなく、気品あふれる叙情性に定評がある。第二次大戦後はイタリアに定住し、主として後進の指導にあたる。1958年初来日。以来たびたび来日。’59年ピアニストの原智恵子と結婚。スペイン演奏旅行中にマドリードで没。チェロのための小品「愛の言葉」など、多数の作曲や編曲がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報