普及版 字通 「キ・ひざまずく」の読み・字形・画数・意味
13画
[字訓] ひざまずく
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(危)(き)。危は高所よりいて下に臨む形。とはそのような姿勢をいう。〔説文〕二下に「拜するなり」とあり、拝の意。
[訓義]
1. ひざをついて坐る、ひざまずく、ひざまずいて拝する。
2. 蟹の足。足の屈曲した形よりいう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヒザマツキ 〔字鏡集〕 ヒザマツク・ウズクマル・オカス
[語系]
giue、giは声義近く、〔説文〕二下に「は長なり」とあって、両膝を地につけて、く姿勢を持続することをいう。
[熟語]
起▶・献▶・叩▶・香▶・鎖▶・坐▶・膝▶・謝▶・受▶・祝▶・乗▶・進▶・薦▶・奏▶・拝▶・稟▶・伏▶・捧▶・霊▶
[下接語]
起・・祝・少・双・単・長・拝
14画
[字訓] ひざまずく
[説文解字]
[字形] 形声
声符は忌(き)。己に屈曲する意がある。〔説文〕二下に「長するなり」とあり、は拝の姿勢。は〔玉〕に「、曲なり」、または「長するなり」とあってと同義。とは拝の姿勢をつづける意である。
[訓義]
1. ひざまずく。
2. かがむ
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ヒザマヅク 〔字鏡集〕 ヒザマヅク・イム・テヲカガム
[語系]
・giは同声。は其(き)のような足の形をするのであろう。朝鮮の古俗に似ている。giueは(危)(き)声に従い、高きより下に俯し臨むような姿勢であろう。
[熟語]
受▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報