現代外国人名録2016 「キャンディスバーゲン」の解説
キャンディス バーゲン
Candice Bergen
- 職業・肩書
- 女優,フォトジャーナリスト
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1946年5月9日
- 出生地
- カリフォルニア州ビバリーヒルズ
- 本名
- Bergen,Candice Patricia
- 学歴
- ペンシルベニア大学
- 受賞
- エミー賞コメディ部門主演女優賞(第41回・42回・44回・46回・47回)〔1989年・1990年・1992年・1994年・1995年〕「マーフィー・ブラウン」,ゴールデン・グローブ賞女優賞(テレビ・ミュージカル・コメディ部門,第46回・49回,1988年度・1991年度)「マーフィー・ブラウン」
- 経歴
- 父は腹話術師エドガー・バーゲン、母は一流モデルだったフランセス・ウェスターマン。14歳の時、スイスへ留学。帰国後はペンシルベニア大学で美術史を専攻したがカメラに熱中する。その費用を得るためモデルをしていた時、シドニー・ルメット監督にスカウトされ、1966年「グループ」で映画デビュー。“グレース・ケリーの再来”とハリウッドの注目を一身に集めるが、’70年代は一時伸び悩み、後半から演技派女優として新境地を開いた。他の出演作に「砲艦サンパウロ」(’66年)、「魚が出てきた日」「パリのめぐり逢い」(’67年)、「冒険者」「ソルジャー・ブルー」(’70年)、「愛の狩人」(’71年)、「新・おしゃれ泥棒」(’74年)、「風とライオン」(’76年)、「結婚ゲーム」(’79年)、「ベストフレンズ」(’81年)、「ガンジー」(’82年)、「デンジャラス・ビューティー」(2001年)、「メラニーは行く!」(2002年)、「セイブ・ザ・ワールド」(2003年)などがある。この間、1965年からカメラの腕を活かしてフォト・ジャーナリストとして「ヴォーグ」「コスモポリタン」「ライフ」などに発表、高い評価を得る。’88年からはテレビ・コメディシリーズ「マーフィー・ブラウン」のジャーナリスト役で活躍し、エミー賞を5回受賞。2005年からは法律ドラマシリーズ「ボストン・リーガル」で弁護士役を熱演。一方、鯨保護協会の役員も務め、熱心な捕鯨禁止運動を続けている。1980年フランスの映画監督ルイ・マルと結婚、一女をもうけたが、’95年死別。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報