くと

精選版 日本国語大辞典 「くと」の意味・読み・例文・類語

く‐と

  1. 〘 副詞 〙 突然に、また、すばやく動作するさまを表わす語。つと。つっと。さっと。
    1. [初出の実例]「目貫(めぬき)のもとよりちゃうど折れ、くと抜けて、川へざぶと入りにけり」(出典平家物語(13C前)四)

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普及版 字通 「くと」の読み・字形・画数・意味

【衢】くと

岐路楊朱が岐路を悲しんだ故事。〔子、王覇嗚呼、人に君たる、亦た以て(かくのごと)き言を察すべし。~此れ亦た榮辱安の衢のみ。此れ其の哀しむべき爲ること、衢よりも甚だし。嗚呼、哀しい哉(かな)。

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【狗】くと

犬殺し。〔戦国策、韓二〕聶謝して曰く、臣に老母り、家し。客游して以て狗を爲す。旦夕に甘(かんぜい)を得て、以て親をふべし。

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【吁】くと

息で暖める。

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【苦】くと

にがな。

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