音楽用語ダス 「クラビネット」の解説 クラビネット [clavinet] 1960年代の初期に作られた電気楽器の一種。鍵盤を弾くことで楽器の内部に張られた鉄弦をはじき、その振動をピック・アップで拾って電気振動に変換、アンプで増幅してスピーカーから音を出す。実際に弦をはじいて音を出すという点で、電気的に音を合成するシンセサイザーのような電子楽器とは原理的に区別される。同様の発音機構をもつアコースティック楽器のハープシコードに似た歯切れのよい音で、主にロックでリズミックなバッキングに多用された。ステージでのライブ・パフォーマンス用に適した小型のモデルは、5オクターブ半ほどの音域をもつ。 出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報 Sponserd by