デジタル大辞泉 「クローズドセル」の意味・読み・例文・類語 クローズド‐セル(closed cell) 1 ウレタンなどの立体構造の1つ。個々が密閉された気泡が多数集まっている。2 上空から見て、周辺を晴天域に囲まれた多角形または塊状の雲が、ハニカム上に並んでいる状態。またその構造。央部に上昇気流があって雲が生じ、周辺部で下降する。オープンセルに比べ、海面と大気の温度差がそれほど大きくない領域に現れ、層積雲からなる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クローズドセル」の意味・わかりやすい解説 クローズドセルclosed cell 海上で形成される六角形の雲が連なった雲域。オープンセルとは異なり,ハチの巣の穴を埋めるように雲があり周辺部には雲がない状態。雲域はおもに層積雲からなる。高さは通常 1~2kmで風速は 10m/s以下である。大気と海面水温との温度差はオープンセルに比べ小さい。寒気が弱まった場合にオープンセルからクローズドセルに変化する場合もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by