デジタル大辞泉 「グランギニョール」の意味・読み・例文・類語 グラン‐ギニョール(〈フランス〉Grand-Guignol) フランスの大衆劇で、コメディと恐怖心をそそるドラマとを合わせた一種の恐怖劇。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「グランギニョール」の意味・読み・例文・類語 グラン‐ギニョール 〘 名詞 〙 ( [フランス語] Grand-Guignol ) フランスの大衆劇の一つ。コメディと恐怖心をそそるドラマとを合わせた一種の恐怖劇。一八九七年、マックス=モレーがパリにグラン‐ギニョール座を創設してはじめた。一九六二年閉鎖。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「グランギニョール」の意味・わかりやすい解説 グラン・ギニョールぐらんぎにょーるGrand-Guignol 19世紀末から第一次世界大戦前までフランスで流行した怪奇劇。照明やからくりの進歩を利用し、亡霊やグロテスクな登場人物の出現、残酷な殺人などを見せ場にして、笑いと色気でつづった大衆劇で、1897年にマックス・モレーがパリのシャプタル街に専門劇場を開き、大人のための見せ物という意味でグラン・ギニョールと名づけた。その座付作者アンドレ・ド・ロルドは恐怖の王とよばれ、エドガー・アラン・ポーの作品などを下敷きに『グードロン博士の方式』や『電話で』をはじめとする六十数編の戯曲を残している。[安堂信也] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グランギニョール」の意味・わかりやすい解説 グラン・ギニョールGrand Guignol 殺人や暴行などを扱ったセンセーショナルな芝居。 1890年代から第1次世界大戦前まで流行し,パリ名物となった。この名称は,大衆的な怪奇劇を盛んに上演したパリのグラン・ギニョール劇場 Théâtre du Grand Guignol (1897開場) に由来する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by