グランドバハマ島(読み)グランドバハマとう(英語表記)Grand Bahama Island

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グランドバハマ島」の意味・わかりやすい解説

グランドバハマ島
グランドバハマとう
Grand Bahama Island

西インド諸島北部,バハマ最北部の島。東西に細長い島で,フロリダ半島東岸の沖合い約 100kmに位置する。マツ林が茂り,林業従事者が多い。 1955年政府は西部南岸に自由港フリーポートを建設し,免税地域を設定して工場や会社を誘致した結果,人口が増加したが,69年免税地域の拡大抑止政策をとったので,以後観光業の比重が大きくなってきている。フリーポートのほか,ウェストエンド,エイトマイルロック,ピンダーズポイントなどの観光・保養地がある。漁業も盛ん。面積 1373km2。人口4万 1035 (1990) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「グランドバハマ島」の意味・わかりやすい解説

グランド・バハマ島
ぐらんどばはまとう
Grand Bahama Island

西インド諸島北部、バハマ諸島北端の島。バハマ(国)の主島である。面積1373平方キロメートル、人口4万6994(2000)。中心地フリー・ポートは1955年設立された自由港で、大規模な石油精製基地やあられ石採掘、製塩セメントなどの鉱工業が発達している。また77年には世界最大級のタンカーが接岸できる沖合い石油バースが完成した。バハマの観光産業の中心地でもある。

[栗原尚子]

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