けんぴ

普及版 字通 「けんぴ」の読み・字形・画数・意味

【険】けんぴ

ねじけた心。〔漢書、劉向伝〕應のを考へ、災異を省して、以て當世の變を揆(はか)り、佞の黨を放ちざけ、險の聚を壞散す。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「けんぴ」の意味・わかりやすい解説

けんぴ

干菓子一種高知市の銘菓山内一豊(かずとよ)が1600年(慶長5)に掛川(静岡県)から高知に移封されたとき、もたらした菓子といわれる。小麦粉砂糖を加えて練り、薄くのしてから固く細く巻き、チーズスティック状に切って天火焼きする。香ばしく、ぱりっとした歯ざわりである。猫の皮より薄いという意味と色合いから犬皮とも書かれたが、本来は巻餅(けんぴん)の意で、唐菓子(とうがし)の環餅(まがりもち/かんぴん)の変化したものである。

[沢 史生


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「けんぴ」の解説

ケンピ

高知県の名物菓子。小麦粉、砂糖を使用した棒状の干菓子。

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