ケン・みぞ

普及版 字通 「ケン・みぞ」の読み・字形・画数・意味


9画

(異体字)
1画

[字音] ケン
[字訓] みぞ

[説文解字]

[字形] 会意
古文に作り、田+川。〔説文十一下に正字としてをあげ、古文として篆文としてを録し、「水小(すこ)しくるるなり」とする。また次の部に「(くわい)は水(くわいくわい)たるなり」とあり、みな田間の小流をいう字である。

[訓義]
1. みぞ、こみぞ、田間の用水路
2. そそぐ、水が流れ通ずる。
3. 山間の水の流れるところ、谷、谷川
4. 田のうね

[古辞書の訓]
和名抄 太三曾(たみぞ) 〔名義抄 タミゾ 〔立〕 タミゾ/ ツツミ・ウネ・タミゾ

[熟語]

[下接語]
・疆・溝

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android