ケープペンギン(その他表記)Cape penguin

デジタル大辞泉 「ケープペンギン」の意味・読み・例文・類語

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ケープペンギン」の意味・わかりやすい解説

ケープペンギン
けーぷぺんぎん
Cape penguin
Jackass penguin
[学] Spheniscus demersus

鳥綱ペンギン目ペンギン科の海鳥。アフリカ南部沿岸地方だけに分布する中形種で、全長約65センチメートル。寒流に運ばれるマイワシ、カタクチイワシ類など表層魚を食べ、島の岩の下に巣穴を掘って営巣する。

[長谷川博]


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小学館の図鑑NEO[新版]鳥 「ケープペンギン」の解説

ケープペンギン
学名:Spheniscus demersus

種名 / ケープペンギン
目名科名 / ペンギン目ペンギン科
解説 / 海岸の岩の間や土の斜面に、あなをほって巣にします。1回の繁殖で、2羽のひなを育てます。集団で魚の群れを追いつめます。
全長 / 63cm
食物 / 魚、イカ
分布 / アフリカ南部
環境 / 海岸
絶滅危惧種 / ★

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世界大百科事典(旧版)内のケープペンギンの言及

【ペンギン】より

… エンペラペンギンとキングペンギンの2種以外は巣をつくり,1腹2個の卵を産む。アデリーやヒゲペンギンでは,巣は地面のくぼみに小石を敷くだけだが,イワトビやジェンツーペンギンは草なども敷き,コビト,キンメ,ケープペンギンのように温帯地方で繁殖する種は岩陰,草地,倒木や根の下,地中の穴などに営巣する。アデリーペンギンのように大集団で繁殖する種は,とくに集団繁殖地の中でも営巣場所が決まっていて,雄は毎年まったく同じ場所に戻ってテリトリーをかまえ,ふつうは前年の雌とつがいとなる。…

※「ケープペンギン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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