日本大百科全書(ニッポニカ) 「エンペラーペンギン」の意味・わかりやすい解説 エンペラーペンギンえんぺらーぺんぎんemperor penguin[学] Aptenodytes fosteri 鳥綱ペンギン目ペンギン科の海鳥。コウテイペンギン(皇帝ペンギン)ともよばれ、同科の最大種。立ち上がると高さ1メートル余り、体重は30キログラムに及ぶ。南極大陸奥地に入って2か月間求愛活動をし、産卵のあと、雌だけがすぐに海に出る。残った雄は足と腹の間に卵を挟み、冬の暗闇(くらやみ)のなかで2か月間絶食して抱卵する。通常は海で魚やイカを食べる。[長谷川博][参照項目] | ペンギン エンペラーペンギン〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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