コイバ島(読み)コイバトウ(その他表記)Isla Coiba

デジタル大辞泉 「コイバ島」の意味・読み・例文・類語

コイバ‐とう〔‐タウ〕【コイバ島】

La isla de Coibaパナマ南西部の沖合約30キロメートル、太平洋にある島。同国の島の中で最大の面積をもつ。スペイン植民地時代まで先住民が居住。20世紀に流刑地となった。深い森林に覆われ、周囲サンゴ礁に囲まれる。島全体は国立公園周辺海域海洋保護区に指定。2005年、「コイバ国立公園とその海洋特別保護地域」の名称世界遺産自然遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コイバ島」の意味・わかりやすい解説

コイバ島
コイバとう
Isla Coiba

パナマ西部南岸沖約 30kmの太平洋上にある島。別称キボ Quibo島。アスエロ半島の西に位置し,北西のチリキ湾と東のモンティホ湾を分ける。パナマ最大の島で,面積約 500km2地形は丘陵性で最高点は 400m以上に達する。刑務所測候所が設置されている。 2005年,島を含むコイバ国立公園と周辺の海洋保護特別地域が世界遺産の自然遺産に登録された。人口 1783 (1990推計) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コイバ島」の意味・わかりやすい解説

コイバ島
こいばとう
Ilha de Coiba

中央アメリカ、パナマの南西岸から30キロメートル沖合いの太平洋に浮かぶ島。パナマ最大の島で、長さ32キロメートル、幅21キロメートル、面積約470平方キロメートル。全島山がちで密林に覆われている。人口約1万。パナマ経済の中心であるパナマ湾沿岸地域から、アスエロ半島を隔てているので遠いせいもあり、開発は進んでいない。

[今野修平]

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