劇や映画などで、深刻な、あるいは粛然とした場面において滑稽(こっけい)なエピソードを挿入して緊張を解き、緊迫した感情を一瞬間和ませること。またそのような効果をあげる滑稽な登場人物のこと。コミック・リリーフともいう。ムードを反転させることによって、悲劇的要素がなおいっそう強まることも期待されている。演劇ではシェークスピアがこれを得意とし、『ハムレット』における墓掘人、『マクベス』における門番、『リア王』における道化などに、その例をみることができる。映画では『スター・ウォーズ』シリーズにおけるC-3POとR2-D2のロボット・コンビが好例。
[宮本高晴]
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...