リスクを分散させつつ大規模な資金需要に対応するために,多くの場合国籍を異にする銀行が株主となって設立した銀行のこと。その最初の例は 1964年設立の Midland and International Banks Limited;MAIBLで,ミッドランド銀行 (イギリス) ほか3行がユーロ資金を吸収して,英連邦の企業に対して中長期の資金を供給することを目的として設立したものである。コンソーシアム・バンクはこの後ヨーロッパおよび日本の銀行などにより多数設立されている。日本の銀行のみにより設立されているコンソーシアム・バンクには欧州東京銀行などがある。