…乳腐の字は唐末になって見られるが,豆腐は宋の《清異録》にいたって初めて見られる。おそらく,北方から伝わった乳腐にヒントを得て発明されたもので,その時期は8~9世紀の唐代中ごろと,篠田統は推定している。 日本の文献では,1183年(寿永2)の奈良春日大社の記録に見えるのが古く,鎌倉時代には1280年(弘安3)の日蓮の手紙に〈すり豆腐〉の名が見える。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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