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さのさ サノサ

デジタル大辞泉の解説

さのさ

[感]小唄・民謡などに用いられる囃子詞(はやしことば)。
[名]さのさ節」の略。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

さのさ
さのさ

明治の流行歌。作詞・作曲者未詳。一節の最後で「サノサ」と歌うのが曲名のいわれ。明治日本人の悲願であった条約改正が調印されたころ、すなわち1899年(明治32)から歌い出され、またたくまに日本全国を席巻(せっけん)して、10年近くも流行歌の王座を占めた。これ以前に愛唱されていた『法界節』とは異なり、純日本的な哀調を帯びた旋律が庶民の心をとらえたものと思われる。替え歌は無数にあり、大半は市井の人情を折り込んでいるが、なかには国家への忠誠を歌うなど、流行した時代背景が如実にうかがえる。[倉田喜弘]

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