普及版 字通 「シ・サイ・リ・くつ」の読み・字形・画数・意味
26画
[字訓] くつ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は麗(れい)。麗に(し)・灑(さい)の声がある。〔説文〕二下に「ふ履なり」とあり、かがとのない軽い履である。つっかけのように脱ぎやすいので、惜しげもなく捨てることを「をするがごとし」という。
[訓義]
1. くつ、わらぐつ、ぞうり。
2. はく、ふむ、つっかける。
3. あゆむ、ゆっくりゆく。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ハキモノ・マコト・ユク・アユム・ハケルクツ 〔字鏡集〕 アユミユク・ハケル・ワラクツ・ユク・マヒノハキモノ・ハキモノ・クツ・アユム
[熟語]
看▶・棄▶・歳▶・▶・緝▶・▶・拿▶・著▶・踏▶・盤▶・歩▶・訪▶・履▶
[下接語]
遺・釈・・芳
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報