日本大百科全書(ニッポニカ) 「シマハイエナ」の意味・わかりやすい解説 シマハイエナしまはいえな / 縞鬣犬striped hyena[学] Hyaena hyaena 哺乳(ほにゅう)綱食肉目ハイエナ科の動物。インドからアラビア半島、アフリカの北部、東部の草原にすみ、小動物や動物の死体を食物とする。体長約1.1メートル。胴と四肢に黒色の縞(しま)があり、頸(くび)から背に長毛がある。[祖谷勝紀][参照項目] | ハイエナ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シマハイエナ」の意味・わかりやすい解説 シマハイエナHyaena hyaena; striped hyena 食肉目ハイエナ科。体長 1m内外,体高 70cmほどで,体型はイヌに似る。体に縞状の黒色斑をもつのでその名がある。毛はあらく,肩から背にかけてたてがみ状になっている。夜行性で,おもに死肉をあさって食べるが,小動物も捕食する。地中に掘った穴,洞などを巣とし,2~6頭の子を産む。インド,中近東,北・東アフリカに分布し,単独あるいは1対で,ときには小さな群れをつくって生活する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報