現代外国人名録2016 「シャルルデュトワ」の解説
シャルル デュトワ
Charles E. Dutoit
- 職業・肩書
- 指揮者 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督・首席指揮者,NHK交響楽団名誉音楽監督
- 国籍
- スイス
- 生年月日
- 1936年10月7日
- 出生地
- ローザンヌ
- 学歴
- ローザンヌ音楽院,ジュネーブ音楽院〔1958年〕卒,キージ音楽アカデミー(イタリア・シエーナ)
- 受賞
- グラミー賞(クラシック最優秀オペラアルバム,第38回)〔1995年〕
- 経歴
- フランス系スイス人。13歳からバイオリンを始め、1951〜56年ローザンヌ音楽院でバイオリン、音楽理論、指揮を学ぶ。’56年ジュネーブ音楽院に入学、ビオラをR.ゴランに、オーケストレーションをA.F.マレスコッティに、指揮をS.ボー・ボヴィに師事し、’58年卒業。同年イタリア・シエーナのキージ音楽アカデミーでアルチェオ・ガリエーラに学ぶ。’59年タングルウッドでミュンシュにも師事。’60年ローザンヌ交響楽団指揮者、’67年同楽団首席指揮者、’75年イェーテボリ管弦楽団(スウェーデン)常任指揮者を経て、’77年モントリオール交響楽団音楽監督に就任。以後、同交響楽団のレベルを飛躍的に向上させる。2002年辞任。この間、1990年〜2001年フランス国立管弦楽団音楽監督を兼任。2007年よりフィラデルフィア管弦楽団首席指揮者・音楽アドバイザー、2009年よりロンドン・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督・首席指揮者。世界各地のオーケストラとの客演多数。ストラヴィンスキーなど20世紀の古典を中心に広いレパートリーを持つ。1970年初来日、以後たびたび来日公演を行う。’96年9月NHK交響楽団の首席客員指揮者、’98年3月NHK交響楽団初の音楽監督に就任。2003年退任、名誉音楽監督となる。1999年4月から月に1度のテレビ番組「若者に贈る音楽事典」(NHK教育)に案内役として出演。2000〜2002年札幌を主会場に世界の若手音楽家が集う国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)芸術監督を務めた。2004年宮崎国際音楽祭のアーティスティック・ディレクターに就任。2007年には同音楽祭の子供のための音楽祭にスペイン語のオペラ「ペドロ親方の人形芝居」を演奏。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報