20世紀西洋人名事典 「シャルルラピック」の解説
シャルル ラピック
Charles Lapicque
1898.10.6 - 1988.7.15
フランスの画家。
テーゼ(ローヌ県)生まれ。
技術者を志すが、20歳を過ぎて絵画に転じ、1925年はじめてパリのジャンヌ・ビュシェ画廊で作品を発表する。その後、サロン・ドートンヌやサロン・デ・シュランデパンダンなどに出品し、’37年パリの科学技術館の壁画の制作を行い、’41年「フランス伝統青年画家」展に参加する。第二次大戦後の抽象絵画の最初の旗手の一人である。後に具象画に進んだ。代表作に「カラカラの大浴場」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報