現代外国人名録2016 「ジャンヌモロー」の解説
ジャンヌ モロー
Jeanne Moreau
- 職業・肩書
- 女優,映画監督
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1928年1月23日
- 出生地
- パリ
- 学歴
- パリ・コンセルヴァトワール卒
- 資格
- フランス学士院芸術アカデミー会員〔2000年〕
- 受賞
- カンヌ国際映画祭女優賞(第13回)〔1960年〕「雨のしのび逢い」,ベネチア国際映画祭特別功労賞(第49回)〔1992年〕,セザール賞主演女優賞(第17回,1992年度)「海を渡るジャンヌ」,セザール賞名誉賞(第20回,1995年度),ベルリン国際映画祭金熊名誉賞(第50回)〔2000年〕
- 経歴
- 第二次大戦後、国立演劇学校に学ぶ。1948年からコメディ・フランセーズの舞台に立ち、最年少女優として注目され、同年「Dernier Amour」で映画デビュー。’53年の「現金に手を出すな」などから売り出し、’57年ルイ・マル監督の「死刑台のエレベーター」でスターとして脚光を浴びる。以後、「恋人たち」(’58年)、「危険な関係」(’59年)、「雨のしのび逢い」(’60年)、「突然炎のごとく」(’61年)、「エヴァの匂い」(’62年)、「小間使いの日記」(’63年)、「黄色いロールス・ロイス」(’64年)、「黒衣の花嫁」(’67年)、「個人生活」(’74年)など数多くのヌーベルバーグ作品に主演。監督作品として「リュミエール」(’76年)、「思春期」(’79年)などがある。その後の出演作品に「ファスビンダーのケレル」(’82年)、「ニキータ」(’90年)、「海を渡るジャンヌ」(’91年)、「心の地図」(’93年)、「百一夜」(’95年)、「エバー・アフター」(’98年)、「デュラス 愛の最終章」(2001年)、「僕を葬る」(2005年)、「それぞれのシネマ」(2007年)などがある。2000年フランス学士院5大アカデミーのひとつ、芸術アカデミーの正会員に女性として初めて選出される。1990年2月告白劇「ゼルリンヌの物語」で来日公演。’93年フランス映画祭横浜の準備で来日。2002年来日。2度の結婚、離婚歴がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報