現代外国人名録2016 「ジョナサンミラー」の解説
ジョナサン ミラー
Jonathan Wolfe Miller
- 職業・肩書
- 演出家,映画監督,神経科医,作家 元オールド・ビック劇場芸術監督
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1934年7月21日
- 出生地
- ロンドン
- 学歴
- ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ〔1959年〕卒,ユニバーシティ・カレッジ医学部
- 学位
- 医学博士
- 勲章褒章
- CBE勲章
- 経歴
- 1961〜64年“ビヨンド・ザ・フリンジ”の一員として注目され、’62年ジョン・オズオーンの「普段着の下で」をロイヤル・コートで演出。以後、フリーの仕事のほか、’73〜75年ナショナルシアター、’74年からイングリッシュ・ナショナルオペラやその他の主要劇団で演出に専念。’88〜90年オールド・ビック劇場の芸術監督を務めた。この間、「ベニスの商人」「じゃじゃ馬馴らし」「リア王」、’79年からBBCが制作した「秀作シェイクスピア・シリーズ」など、シェイクスピア作品で高い評価を得た。オペラ演出では’74年のアレクサンダー・ケアー「Aeden Must Die」英国初演に始まり、「ミカド」「リゴレット」「ねじの回転」「ばらの騎士」「カルメン」「ファルスタッフ」などで大成功を収めた。演劇・オペラ・映画の演出の他、作家、講師、テレビプロデューサー、司会者など幅広い分野で国際的に活躍。著書に「Subsequent Performances」(’86年)、編著に「ドン・ジョヴァンニ―誘惑と裏切りの神話」などがある。ナイト爵位を叙せられる。日本では2004年新国立劇場でベルディの「ファルスタッフ」を、2007年には同劇場で「ばらの騎士」を演出。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報