20世紀西洋人名事典 「ジョンシェバーリ」の解説
ジョン シェバーリ
John Martin Schaeberle
1853 - 1924
米国の天文学者。
ドイツ生まれ。
1876年にミシガン大学土木科を卒業し、それから12年間大学の天文台で働いた。そこで1880年と1881年に彗星を発見している。1888年にリック天文台に入り、写真用望遠鏡など数々の天文器械を考案した。主に天体の写真観測を行い、カリフォルニアや北海道江差などの日食の写真を撮った。その結果、コロナは太陽から放射された物質であるという理論を展開していった。また、1896年にはプロキオンの伴星を発見した。1897年に台長を務め引退した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報