20世紀西洋人名事典 の解説
ジョン・リチャード ヒックス
John Richard Hicks
1904.4.8 - 1989.5.20
英国の経済学者。
オックスフォード大学名誉教授。
ウォリックシャー生まれ。
オックスフォード大学[’26年]卒。
大卒後、ロンドン・スクール講師、1938年マンチェスター大教授、’45年オックスフォード大ナフィールド・カレッジのフェロー、’52年同大教授、’65年同大名誉教授を歴任。一般均衡理論を確立し、微視的理論の最高峰とされている「価値と資本」を’39年に著した。又、景気理論の寄与では、’50年に「景気循環論」を著し、制約循環の理論を完成した。成長理論、資本理論の貢献では’65年「資本と成長」を著し、経済成長と資本蓄積の分析の流れを整理した。’72年ノーベル経済学賞受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報